近年のお中元事情はどうなっているのか

人間の生活は時代と共に変遷を繰り返すのが通常であり、これが社会情勢に反映されることになります。以前の生活に懐かしさを感じることで回顧主義になる場合もありますが、既に一般大衆化した流れを変化させるのはとても難しくなっているという状況です。これは古くから継続して行われている年中行事でも同じであり、新たなものを取り入れる場合もありますが、現代に暮らす人々にとって興味が薄れているものは廃れているのも事実です。年中行事で明らかに関心が低下しているのは正月であり、年賀状だけでなく門松を飾る家も見かけなくなりました。

これはお中元やお歳暮でも見られる現象であり、企業同士の付き合いによるお中元はそれほど変化していませんが、個人間では明らかに少なくなっています。その理由は親族間でも居住地が離れていたり仕事などの関係で会う機会が減少し、強い繋がりを感じなくなったからだと言えるでしょう。また、職場の上司に対するお中元も企業が禁止しているケースが増加していて、実質的に物品ではなくお礼状などで対応することが多くなっています。お中元が以前よりも活況を呈していないとわかる材料では、関連商品の売上高が減少傾向にあることで窺えます。

現在はコンビニエンスストアや通販でも関連商品を入手できるようになっているので、以前よりも購入しやすい状態にあるのに売上高が少なくなっているということは、購入しない人が増加していることの裏打ちです。企業間でもお中元は廃止する動きが加速していて、将来的に物品による贈答が増えていくことは考えにくくなっています。

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