お中元の行事の移り変わり

中元とは、道教において行事を行う三種類の日(上元・中元・下元)の一つで、旧暦で7月15日を指します。中国の道教では罪を許す贖罪の行事の日ですが、日本ではお盆の行事に変化しました。特に、お世話になった人に贈り物をする習慣を「お中元」と呼ぶようになりました。中元の時期は、東日本では新暦の7月15日が標準ですが、西日本では8月15日が標準とされます。

(お盆の時期は、全国的には8月15日です。)お中元の贈り物の時期はそれほど厳密でなく、7月または8月の15日までの上旬の時期であれば良いとみなされています。親類や仕事関係の人に贈りものをするお中元の風習は江戸時代に定着し、戦後は会社関係の付き合いでの贈答が盛んとなりました。しかし、近年は年々市場規模が縮小し、形式的な贈答を廃止する個人や会社も増える傾向にあります。

また、昔の終身雇用制が崩壊し、現在は労働者の4割が非正規(派遣社員や契約社員など)であるので、会社関係の付き合いの必要性が薄れてきたことの影響も考えられます。そのため、百貨店やスーパーなどは、お中元用の贈答品を早期に申し込むと割引となる特典を設け、ユーザーを囲い込む戦法を取り入れるようになりました。また、前年の申し込み先から乗り換えた場合の割引などを実施している企業もあり、商戦は過熱しています。贈答としてのお中元の風習はすたれてきましたが、それとは別に、自分や自宅への贈り物(いわゆる自分へのご褒美)としての用途は増加傾向にあります。

1000~2000円の気軽に買える価格帯の贈答品も増加傾向にあります。お中元のことならこちら

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